『一心同体―愛と人生、成功のセオリー』ISBN:4048981838 単行本 落合 信子 アーティストハウスパブリッシャーズ 2004/10 ¥1,470
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
我がドラゴンズの、日本一という歴史的瞬間から一夜明け、落ち着き…はしてません。
アドレナリンが溢れ出てきて止まりません。

今朝はトーチュウ読みながら出勤。
気持ちのいい朝!
素敵な朝!

53年ぶりの日本一。
私はまだ10年そこそこの浅いファンだけど、この53年間苦汁をなめさせられ続けてきたってひとはいっぱいいると思う。
いやでもほんとすごいよ。
ほんとほんと、「おめでとう」よりも「感動をありがとう」って言いたい!!

とくに、中村ノリのコメントに泣ける。
昨日ビールかけの時に「野球、楽しい!」って言ってたのがすごく印象的だった。
荒木とノリが抱き合ってたのも感動した。
背番号205からのスタート。
チームの一員というより半人前のような、育成枠からの出発。
まずは、チームに溶け込むことから始めなければならなかった男が、すっかりかかせない男になった。
それはやっぱり「野球が好き」だったから。
好きって気持ちだけで続けるってすごい根性いるし、好きって気持ちだけで成果をあげられる人はごく僅か。
だから、周りからなんといわれようと、それを達成したノリはすごい。

憲伸のほっぺたパンパンにして笑う姿だとか、小笠原のはにかんだ笑顔だとか、森野のくだらないギャグだとか、全部全部、感動的。
なによりこの様子は中日OBの方々がいちばん喜んだんじゃないかな。

んで、あちこちで言われてる山井交代論。
あれをうだうだ言う人は、正直落合監督の野球を見ていない人だと思うなぁ。
あるいは、熱狂的ドラファンだけど超アンチ落合の人。
ここでは後者は置いておく。
アンチ落合は居るし、それだったら筋が通るから。
あ、それから他球団ファンも置いておく。
ただ、普段野球を見ない人だったりが便乗してわーわー言ってるのはどうかと思し若干ウザい。
まぁどこにでも居るけどさ、そういう人って。
たぶん、2002年にサッカーが好きだったけど今は見ないというような人だと思う。

それたけど、八回まで完全試合してるからって、九回の三人を完璧におさえる保証が何処にある?
ライオンズのエースの西口文也の「あとひとりの悲劇」を三度も見ているからかも知れないけれど。

最後は、今年、いや、ドラゴンズでずっと守護神としてマウンドに上がってきた岩瀬を投げさせる方がずっといい。
落合監督は、自分が批判されることは厭わない。
なによりチームが勝つために、野球をする。
替えたら批判されることなんて百も承知だ。
八回まで完全試合のあとの一回を完全試合した岩瀬に拍手!

落合監督の好きなところは、「替えはいくらでもいるんだ」と言うところ。
これ言われたら嬉しいよ。
「替えはいくらでもいる」のに、自分を使ってもらってる、って、感動する。
この期待に応えたいと思わない人がいるだろうか。
「うわぁ〜どうしよう〜ちゃんとできなかったら替えられちゃうかも〜」なんて思う人には耐えられないかも知れないけど。
でも落合監督にはそういう人は「替え」にもならないだろうな。
なんというか、根性無しみたいな?(あれ、違うか?
スタメンは9人。
その枠に入れなくても「替え」になれれば、「誰かに替わって」出れるかも知れない。
野球はチームスポーツだけど、結局はそのチーム内でも争いがある。
うまく競争させて、うまく動かしているのが落合監督だと思う。

「他にもっとかわいい子いっぱいいるのにどうしてあたしなの?」とかいうのに似てるかも。
…似てないかも?

まぁ、山井は「マメ潰れたってコーチに言った」っていうんだから、それでいいじゃない。
簡単にマウンド譲れる投手が何処に居るよ。
どんだけ具合悪くても、「ピッチャープレート引っこ抜いてでもマウンドは譲れない!」ってのが投手だと思う。
だから。
それを譲った山井はある意味ほんとうに男だよ。
かっこいい。
それに、落合監督は投手交代のときは必ず森コーチと谷繁に相談するし、ひとりで決めたんじゃないと思う。

そんなすごい落合監督だけど、監督よりも、その監督を自由自在に操れる信子夫人
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E4%BF%A1%E5%AD%90
が最強だと思う。
すごくいい「おっかぁ」だ。
著書も面白いので、是非。

それから、昨日の日本シリーズ第五戦のヒーローインタビューのアナウンサの声が小島よしおそっくりだから目瞑って聞いてみるといいよ。

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