悪意のあるタイトルをつけることに定評のある私です(何
 
 
 
3年間ずーーっとお世話になってた美容師さんが、店を去った。
引き抜きの噂を聞いてたから、追って行こうか悩んだ。

顔や性格が特別好きなわけじゃないけど、物静かだし、ていねいだし。
その仕事っぷりが大好きだった。
 
 
「どこ行くんですか?」
「いや、まだ決めてないんだよねー」
「え?」
「実家帰ろうかと思ってるんだけどさ」
「実家って…新潟でしたよね?」
「うん、そうそう」
「……」
 
 
将来的に、自分の店を持ちたいのだという。

「銀座でやってた」って言ったら、新潟ではすぐ次の仕事は決まるだろう。
お金貯めて、開業するのかな。

最後、あまりにあっけなくて、また会える気がして、でももう会えないんだって思ったら、泣きそうになった。
お花かなにか持ってけばよかった。

でも、まさか、もう会えなくなるなんて思ってなかったんだもん。
青山か表参道あたりに行くんだと思ってたんだもん。

はぁ…。

今の店は好きだから、店を取るか、美容師さんを取るかで悩んでたんだけど、必然的に店を取ることに決まった。

銀座の隅の癒しサロン。

どんなワガママにも応えてくれる店。

引き継ぎの人次第で変えるかも知れない。
彼がいないことが寂しくて変えるかも知れない。

わかんないけど。

とりあえず、1回は行ってみようと思う。
彼の居ない店に。
 
 
 
 
* * * 後日談 * * * 
 
 
 
 
なにげなくホームページ見に行ったらまだ写真が掲載されてて泣いた。
むっちゃ笑顔の写真。

つい保存しちゃったじゃないか!
ばかだなあ私!

コメント

もえ丸
2010年6月9日9:18

美容師に遊ばれ続ける譲葉さんがとおりますよ♪
タイトル見てちょっと背中がひんやりしましたwwwwww
わたしなんて、遠くに行ってたことすら知らなかったかんね!!!!!!!!!
仕事も顔もちゃらっとした性格も好きだけどね!!!!!!!!
忘れられないけどね!!!!!!!!

なんでも叶えてくれる相性のいい美容師さんてそう簡単には見つからないから、いなくなっちゃうのは本当に淋しいものです。

毛力
2010年6月10日22:06

☆譲葉サン
友人(?)の結婚式のために朝7時に予約入れてもこころよく引き受けてくれたり、ほんと良い美容師さんでした。
新しい担当さんも良い人だといいなぁ。

でもって、ちょっと、お互い、真剣に、たいせつにしてくれる相手を探そうじゃないか。
あ、あと、ダイエットがんばろう。
ってキミそんな太ってないじゃないか!

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