揉まれる

社会に揉まれる……。

家族とも曖昧で、友だちもあんまりいない。
わたしにとっては、揉まれながらも存在意義が見いだせる「社会」こそが居場所。

家のなかのことはかなり適当。
人が来るとき以外は超汚い。
掃除もしない。
ドレッサーの周りなんかぐちゃぐちゃ。

会社はきれいにしている。
整理整頓。

「必要とされている」ことがなにより大事であって、それ以上のものはなにもない。

「できる」「できない」じゃなくて「やる」。
必要とされるためにできることはなんでもやる。
やらなければならない。
　
　
「〜しなければならない」
　
わたしはずっとこの言葉に縛りつけられている。

たぶん、この先も、ずっと。
　
　
居心地の良い場所で必要とされ続けるために。

居心地が悪くなったらいつでも逃げ出せるようなフットワークの軽さも持ち合わせつつ。